販売管理システムの構築
ユーザー情報
ポータルサイトの運営及びその他関連する事業
- 900名
- 80億
課題・背景
・事業のスピードが速く、新しい取引(ビジネスモデル)の発生に耐えうる仕組みとなっていない。
・紙の申込書記入作業を無くし、営業の事務の効率化を図りたい。
・経営層が求める数字を迅速に提供出来ていない。
・システム間の連携が行われておらず、入力が2重3重になっている。
施策概要
現行運用のヒヤリングを行い、問題点を整理した運用フローを提案し、それに沿った新たな販売管理システムをWebで構築。
具体的には以下のような施策を実施した。
・売上・請求が伴わない商品の管理、及び債権の延滞・督促管理も含む販売管理システムを構築する。
・新しい取引に耐えうるよう、受注入力画面を固定化せず、外から拡張可能な画面構造及びDB構造とする。また、他システムから受注を取り込めるようAPIを用意し、複数システムから受注エントリーできるようにする。
・会計システムへは仕訳データをCSV連携し、その他システムへはAPIを用意し、契約情報等を即時連携する。
・バーチャル口座を導入し、振込入金の自動消込の精度を上げる。
・従業員全員を対象に、ロールごとに機能を割り当てて、必要な機能を必要な利用者にだけ提供する。
得られた効果
・周辺システムと連携可能なAPIの構築や固定化しない画面構造などにより、新しい取引に対し柔軟な対応が可能となった。
・システムで管理出来なかった売上・請求が伴わない商品の管理が出来たことにより、契約内外の商品受注の制御や違約金の管理が可能になった。
・営業のオンライン申込、他システムからの受注エントリーにより、大幅な時間削減及び要員の削減が出来た。
・バーチャル口座導入により、振込入金の自動消込率が飛躍的に向上した。
・受注、請求、売上等のデータを随時取り出すことが可能になり、様々な角度からの経営分析が可能となった。
・各システムとの即時連携により、契約(顧客、商品)や売上計上の一元管理が可能となった。